今までにいろんなブログやHPで書いてきた旅行記をここにまとめようと思っています。
書き終わった旅行記は、読みやすいように並べ替えてあるので、上から順に読んでいって下さい。
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旅行記の情報はどんどん古くなっていって、役に立たないかもしれませんが、
少しでも、これから旅行される方のお役に立てますように…。
そして、そこを旅行したような気分になっていただけますように…。
2016年2月 by hannah

2009年4月23日木曜日

ドイツ旅行記「ライン河を巡る旅」 目次

ドイツ旅行記「ライン河を巡る旅」 2009.04.10-04.13


-目次-

 1.ホテル

 2.ライン河クルーズその1

 3.ライン河クルーズその2

 4.ライン河沿いを走る鉄道

 5.リューデスハイム

 6.ニーダーヴァルト記念碑

 7.ローレライ

 8.バッハラッハ

 9.リバービューの古城ホテル

10.ボッパルトの展望リフト

11.アスマンスハウゼン

12.マインツその1

13・マインツその2

14.ハイデルベルク

15.フランクフルト

16.ライアンエアーとまとめ




2009年4月19日日曜日

ライン河を巡る旅(1) -ホテル-

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ドイツ旅行記「ライン河を巡る旅」の第1回は、ホテルのお話。

今回のドイツ旅行、3泊4日の日程だったのですが、
3泊とも、同じホテルに泊まりました。

ライン観光の中心地「リューデスハイム」の町の裏の高台にある
歴史的な狩猟のためのお城を利用したホテルです。

Hotel Jagdschloss Niederwald
http://www.niederwald.de/

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ホテルに到着したのは3時頃。
ホテルのオープンカフェには、たくさんのお客さんがゆっくりとした時間を楽しんでました。
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ホテルの横に立っていた古い建物。
何だったのかは不明???(^^ゞ
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12星座のマークが入ってます。
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噴水?
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ホテルの裏には鹿がたくさんいました。
ちょうど、私たちの部屋からも鹿が見えました(*^_^*)
この日は暑かったので鹿さんたちも、ちょっとぐったり。。。。?
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かわいい子がえさをやってました。
どっかでえさを売ってたみたい。。。
ここは、宿泊客だけでなく、ほかの観光客も訪れるようです。
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馬車も走ってました(*^_^*)。
では・・・ホテルの中へ・・・
私たちが泊まった部屋は、最上階のファミリールーム。
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最上階へはエレベーターがなくて・・・(^^ゞ
階段を上がります。
お部屋は、思っていたよりもずいぶん広くて、ご機嫌(*^_^*)
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わぁ~お姫様のベッドみたい~。
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小さな部屋には、子供用のベッドが2つ。
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応接セットもゆったり。
この向かい側に、緑色の大きなクローゼットがありました。
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この机にPCを置いて、ブログUPしてました~(^.^)
インターネットはフロントでワイヤレスのアクセスのためのパスワードをもらえば、
チェックアウトの日まで無料で自由に使えます。
こんな場所にあるので、もちろん、屋外の駐車場は無料です。
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屋内プールとサウナもあります。
私たちは使わなかったけど・・・。(もちろん宿泊者は無料)
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レストランです。
レストランの窓からの眺めも、緑がいっぱいで癒されます~~。
このほかに、テニスコートもあります。
息子が一緒の旅行だったら、絶対テニスの道具を持って行っただろうな~。
宿泊費は、ファミリールーム1泊朝食付で、207ユーロ(約27000円)
このホテルを拠点に、4日間ライン河を巡りました。
ライン河巡りの旅、これから数回にわたって書いていきますので、
ゆっくりとお付き合いくださいませ~~~(*^_^*)

ライン河を巡る旅(2) -ライン河クルーズその1

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この旅行のメインイベント「ライン河クルーズ」

3日間で、一番天気のいい日に乗りたいね・・・と思っていたので、
いきなり、1日め、空港からレンタカーを借りてリューデスハイムに向かい、
11時発のクルーズ船に乗ることにしました。

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私たちが乗ったのは、リューデスハイムから、ザンクト・ゴアルスハウゼンまで。
↑の地図だと、一番下からいちばん上までです。
世界遺産に登録されている、ライン河中流域というのは、
ビンゲンからコブレンツまでの65kmの区間を指すのですが、
見どころが多いのは、この区間(リューデスハイムからザンクト・ゴアルスハウゼン)ということで、
この区間を「下る」ことにしました。
日本のガイドブックによく載っているクルーズ船の会社は
KDというところですが、
http://www.k-d.com/englisch/index.html
出航時間が一番早かった
Bingen-Rüdesheimer Fahrgastschifffahrt
http://www.bingen-ruedesheimer.de/
という会社のクルーズ船に乗ることにしました。
ただ、この会社の船はこの区間だけのようです。
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リューデスハイムの船着き場に泊っているBingen-Rüdesheimer Fahrgastschifffahrtの船。
まだ新しくて立派でした。
まずはチケットを買います。
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↑チケット売り場は小さな小屋。
カードが使えなかったので、注意ですね!
片道or往復チケットが買えます。
往復の方が断然お得ですが、下りと上りで時間がかなり違います。
下りだけだと1時間40分ですが、上りは2時間半かかります。
往復すると(途中で降りて1時間半ほど時間があるので)全行程で6時間近くかかります。
でも、時間は、おおよそのもので、
その日の川の流れによって、多少時間は変わるのではないかと思います。
私たちは下りのチケットを買い、ザンクトゴアルスハウゼンからは、鉄道で帰ってくることにしました。
船の様子・・・
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1階・2階席の内側は、レストランのテーブルが並んでいます。
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一番上の屋外の席には、子供が遊べるようになってました。
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「へへっ!僕が操縦してるんだぞ!!」
私たちは朝食が早かったのでおなかすいてて、船の上で昼食を取るつもりでした。
でも、いい席が取れて最高の景色だし、レストランに行くのはもったいなと思っていたら、
屋外の席まで、お料理を運んでくれるとのこと。。。
注文をとりに来てもらって、船の上でランチも楽しみました。
まずはやっぱりビールよね♪
「ピルス」という、ドイツのもっともポピュラーなビールをいただきました。
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写真を撮るのも待てず、一口飲んでしまったビール・・・(>_<)
そしてビールにはやっぱり、フランクフルトよね!
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おいしい!!
スウェーデンで食べるフランクフルトとは違うよね~~(*^_^*)
ポテトもたっぷり。
娘が頼んだのはヴィーナー・シュニッツェル。
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薄切りとんかつですね~。
このシュニッツェル・・・旅行中に何度食べたことか・・・(^^ゞ
船の上でしたが、リーズナブルなお値段でしたよ♪
船は、いくつもの船着き場に泊まり、乗り降りする人もたくさんいました。
約2時間の船旅・・・。
雲ひとつない青空で、船の上は暑すぎず寒すぎず、、、
本当に、ライン河クルーズにはこれ以上の日はないんじゃないかと思えるほど、
最高の日にクルーズができました。
次回は、船から見えた数々のお城について・・・。

ライン河を巡る旅(3) -ライン河クルーズその2-

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ライン河クルーズその2、UPが遅くなってしまいごめんなさい。

今回は、クルーズ船から見えた代表的なお城を、一気にご紹介。

前回の記事にも載せましたが、まずは、地図を・・・。
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リューデスハイムからザンクト・ゴアルスハウゼンに向かう方向(下り)に
順に紹介していきます。
リューデスハイムの町
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世界中から観光客が集まる、ライン観光の中心地。
ワインの産地です。
リューデスハイムの町に広がるブドウ畑と、そこを上っていくゴンドラ
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ゴンドラに乗ると、次のニーダーヴァルト記念碑のところまで行けます。
ニーダーヴァルト記念碑(私たちが泊まったホテルのすぐそばです)
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1871年のドイツ帝国再建を祝って1883年に建設された記念碑。
ネズミの塔
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通行税を徴収するために建てられた、かつての関所。
重税で通行人や農民を苦しめた大司教がここでネズミに食い殺されたという伝説から
ネズミの塔という名前がついた???(真相は不明だそうです)
エーレンフェルス城跡
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14世紀から城砦として戦いに利用されていましたが、1689年にフランス軍に爆破され、
廃墟になったそうです。
ラインシュタイン城
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「ラインの宝石」という名前の城。
城内には、レストラン、礼拝堂もあり、結婚式もできるそうです。
ライヒェンシュタイン城
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ライン沿岸の古城の中で最も古いお城の一つで、1282年にライン同盟により焼き払われたそうです。
現在は修復されて、ホテルになっています。
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中世末期の盗賊の館。
シュタールエック城
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バッハラッハの丘に建つ城で、今はユースホステルになっています。
プファルツ城
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関税の徴収をするために建てられた、中州にある、白亜の城。
現在は博物館になっています。
シェーンブルグ城
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1166年にバルバロッサ皇帝が臣下にささげた城。
現在は高級ホテルに。
ローレライ
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船乗りたちが、美しい乙女の歌声に惑わされて、
次々に河渦の中に命を落としていったという伝説の残る岩。
有名なローレライの歌はここが発祥の地です。
ネコ城
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カッツェンエルンボーゲン(猫の肘という意味)侯爵によって建てられたお城。
お城の形がなんとなく、猫に似てますよね~。
ザンクト・ゴアの町と川渡しフェリー
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終点のひとつ前の船着き場。
往復する人のほとんどはここで降りて行きました。
終点のザンクト・ゴアルスハウゼンより賑やかな町だからかな~?
川渡しのフェリーは、この区間でも数か所ありました。
とっても便利なフェリーです。
ラインフェルス城
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ザンクト・ゴアの丘の上にある城。
絶壁に立つ好条件をいかし、河側をガラス張りにしたホテルになっています。
ネコ城とザンクト・ゴアルスハウゼンの町
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この船の終点、ザンクト・ゴアルスハウゼン。。。
ザンクト・ゴアルスハウゼンでフェリーを降りました。
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クルーズの間は、右を見たり左を見たり・・・忙しく、あちこち見ながら写真を撮りました。
ランチもしながら・・・(^^ゞ
なので、2時間の船旅は、全然長く感じませんでした。
私たちは上りは船を使わず、電車でリューデスハイムに向かいました。
その様子は次回・・・。

ライン河を巡る旅(4) -ライン河沿いを走る鉄道-

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ザンクト・ゴアルスハウゼンで、クルーズ船を降りた私たちは、
上りのクルーズ船には乗らず、電車でリューデスハイムに戻りました。

DB BAHN
http://reiseauskunft.bahn.de/bin/query.exe/en
このサイトで、時間や料金を調べることができます。

クルーズ船で往復した方が、実は値段的には安いんですが、
クルーズ船の上りは約3時間、電車だとほんの24分ですので、
時間を短縮したい方には、電車がお勧めです。
ザンクト・ゴアルスハウゼンの町の様子
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船を降りて、一番に目に入った教会。
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駅に行きたいのに、駅の表示がない???
それとも、ドイツ語がわからないだけ???
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ローレライ???かな???
ちゃんと確かめなかったんですが、楽譜があるんですよね。
ローレライの歌かなって思ったり。。。
ちがうかも~~~(^^ゞ
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いろんなところにイースターの飾りがあります。
たくさんの人に聞きながら、ようやくたどり着いた鉄道の駅。
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無人駅でした・・・(>_<)
祝日だったからかなぁ???
それともいつも無人なんでしょうか?
チケットの自動販売機はありましたが、ドイツ語で書いていてよくわからないし、
どうやら、カードしか使えないようで、
私のカードを入れてみたら、これは使えない・・・みたいな感じで。
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チケットは電車の中で買えばいいか・・・
ってことで来た電車に乗り込みました。
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ドアは自動ドアではなく、自分で開けるタイプです。
段差がかなりあって、お年寄りには乗り降りが大変そう。
電車内はこんな感じ。
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わんちゃんがおとなしく乗ってました。
イギリスでも、スウェーデンでも、イヌはケージに入れられることなく、
普通に電車に乗ってます(*^_^*)。
電車の中で、車掌さんから買ったチケット。
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おとなひとり
5.1ユーロです。
ちなみに、ライン河クルーズ、片道の値段は14ユーロでした。
��往復はかなり割引があります)
車窓からの景色・・・
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ライン河は、観光だけでなく、交通の要所となっています。
たくさんの大型船が、石炭などをはこんでいました。
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中州にある、プファルツ城。
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逆サイドに建つ、シュタールエック城。
電車だとあっという間に通り過ぎてしまいますが、
反対側に立っているお城は、車窓からも楽しむことができます。
あっという間に、リューデスハイムの駅に到着。
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さすがに、この駅には駅員さんもいたようです(*^_^*)。
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WELCOME!!
ってことで、次回はリューデスハイムの街をご案内します~。