書き終わった旅行記は、読みやすいように並べ替えてあるので、上から順に読んでいって下さい。
旅行記の情報はどんどん古くなっていって、役に立たないかもしれませんが、
少しでも、これから旅行される方のお役に立てますように…。
そして、そこを旅行したような気分になっていただけますように…。
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2016年2月 by hannah
2011年6月5日日曜日
スウェーデン人の心の故郷、ダーラナへ(1)
スウェーデンでは、今年、6月2日の祝日と6月6日のナショナルデーが重なって、
中日の金曜日まで休みにするところもあり、その場合はなんと5連休!
娘の学校も、主人の会社も金曜日がお休みになったので、小旅行に出かけてきました。
行き先は、ダーラナ地方。
3月末や4月初めに、スキーを兼ねて行ったことはありますが、
初夏のいい季節にダーラナに行くのは初めて。
今回は、スウェーデン人らしい休日の過ごし方を少しだけ真似て、
ダーラナではホテルではなく、キャンプ場のコテージを借りて泊まることにしました。
スウェーデン人の心の故郷ダーラナで、ゆったりと過ごした3日間の旅行記です。
ストックホルムから、車で約3時間。
E4と80号線を走って、ダーラナに入りました。
途中で寄りたかったのが、カール・ラーションのおうち
2年前の4月に行って、すごく素敵だったので、夏にも行ってみたくて。
冬のダーラナの様子はこちら↓
http://confeitostockholm.blog71.fc2.com/blog-entry-469.html
4月の初めはまだ雪がいっぱい残っていて、
冬のダーラナの美しさを見ることが出来ましたが、
カール・ラーションの絵に描かれている、緑いっぱいの夏の風景も、
ぜひぜひ見てみたかったんですよね。
カール・ラーションのおうち。
わぁ^^冬とは全然違いますね。
前回、おうちの中を見学するツアーに入って、おうちの中は十分見せて頂いたので、
中には入りませんでした。
ザリガニパーティーの絵って、ここを描いてる?
って思えるような景色です。
こんな絵もなかったっけ?
とにかく、どこを見ても、絵になる景色…。
2度目だったけど、行ってよかった(*^_^*)
ここは、チケット売り場兼、カール・ラーションSHOPです。
前回はここで絵を買ったんですよね^^
隣にある、博物館です。
まだオープンの時期じゃなかったみたいです。
ダーラナが夏の季節を迎えるのは、やはり、夏至祭のころからなのかな。
スウェーデン人の心の故郷、ダーラナへ(2)
カール・ラーションのおうちの横にあるレストランで、昼食タイム。
ここに寄った理由の一つが、このレストランでランチしたかったってこと。
HYTTSTUGAN
http://hyttstugan.nu/
外のテーブルでのお食事は、とっても気持ち良かったです。
この日のメニュー。
お魚のスープ、豚肉、ミートボール、デザートはベリーのパイです。
ビュッフェなので、好きなだけ食べられていいですよね^^
サラダもたっぷり、いろんな種類がありました。
魚のスープは実だくさんで美味しかったです。
豚肉も柔らかかったし、ミートボールも外れはないですし。
もちろん、リンゴンベリーのジャムを添えて。。。
なんとなく、カール・ラーションチックな、白いテーブルと椅子に
赤いギンガムチェックのテーブルクロス。かわいい(^_-)-☆
デザートのベリーのパイは、とってもホームメイドって感じで、
やさしいデザートでした。
たっぷりかけたバニラソースがおいしかった(*^_^*)
カール・ラーション通りは、かわいらしいおうちやお店がいろいろあります。
冬にはあまり気付かなかったのにね。。。
そして、川沿いに建つかわいらしいおうち。。。
カールラーションのおうちのある、Sundbarnって、
本当にきれいなところです。
夏と冬、2回行けて良かった~(*^_^*)
スウェーデン人の心の故郷、ダーラナへ(3)
カール・ラーションの家のあるSundbornでのランチの後は、
この小旅行の宿泊地、Orsaに向かって車を走らせます。
Orsaはダーラナ地方で一番大きな湖、シリアン湖よりまだ北にあります。
Sundbornからは、まだ100km以上先。
その間、高速道路は少ししかないので1時間半以上かかりました。
でも、その間の景色は最高♪
緑と湖、スウェーデンならではの赤い木造の家、
そしてタンポポなどのお花もいっぱいで、本当に素敵です。
SundbornをでてすぐFalunの街で目に飛び込んできたのが、
大きなスキーのジャンプ台。
立派だったので、近くまで観に行ってきました。
わぁ~高いっ!!
観客席もあって、立派だなあと思ったら、
今年のワールドカップの最終戦がここで開かれたようです。
ジャンプは日本人選手が活躍するので、テレビでよく見ていたんだけど、
ここでやっていたとは知りませんでした。
応援に来ればよかったかな。。。
ここは、大きなスポーツ施設で、グラウンドやプールなどもありました。
ホッケーの試合に来ている女の子たちや、
ここのキャンプ場でキャンプする家族連れなど、とても賑わっていました。
シリアン湖畔に出ると、なお一層景色が素晴らしくなって、
たびたび車を止めて、写真撮影(*^_^*)
途中で通ったレットヴィークの街は、なんとなく楽しそうだったので、
旅行の最終日、帰り路によることに・・・。
天気はどんどんよくなり、気温も上がっていき、最高のキャンプ日和?
緑がまぶしいです。
6月だというのに、まだ、タンポポが咲いてます。
タンポポとは思えないほど、立派で大きいけど・・・(>_<)
本当は、夏至祭の時にダーラナに来たかったんだけど…。
毎年、夏至祭の時期は、パパが出張で無理なんですよね。
でも、もう、いろんなところに、夏至祭のメイポールが立ってました。
ダーラナで一番大きな町、Moraの手前を北に進み、Orsaのキャンプ場に到着。
ここでチェックインします。
中にボーリング場とBar、ゲームコーナーがありました。
キャンプ生活に飽きたら、ここで遊べるのね♪
キャンピングカーの人は、まるでフェリーに乗るときのように、
こんな風に並んでチェックイン。
大きくて、立派なキャンピングカーばかり。すご~い。
私たちはコテージに泊まります。
レセプションで鍵と地図をもらって、自分のコテージへ。。。
コテージの様子は次回・・・。
スウェーデン人の心の故郷、ダーラナへ(4)
私たちが過ごしたキャンプ場。。。
Orsa Camping
http://www.orsacamping.se/
地図を見ながら、自分たちのコテージを探します・・・。
車はコテージの前につけられるようで、よかった~(*^_^*)
荷物運ぶの大変だもんね。
私たちがチェックインしたのは、16時前。
チェックインは15時からなので、
まだまだお客さんはこれから入ってくるって感じですね。
Orsaの街の中心からはすぐ近くで、
大きなスーパーマーケットまで1キロくらいで、買い物便利。
レストランやカフェは、キャンプ場内にもありますが、街にもあります。
私たちは、スーパーで買い物して、夕飯はバーベキュー。
炊飯器持ってきたので、ご飯も炊いて、焼きおにぎりに…。
私たちが2泊するコテージ♪
掃除道具がしっかり置いてある。。。
ちゃんとお掃除して帰ってねってことですよね。
お部屋です~。
ま、こんなもんか・・・。
暖炉があります。
冬はスキー客が泊まるんでしょうね。
キッチンは思ってたよりきれいだし、いろいろついてました。
なんとなく、日本のキッチンを思い出した広さ。。。
6人用のコテージなので、小さい部屋がもうひとつ。
4人用、8人用もあるようです。
(4人用を借りれば十分だったんだけど、空いてなかったんですよね)
キャンピングカーの人たちは、林の中に・・・。
素敵ですよね~。
キャンピングカーでキャンプ…してみたいな。
キャンプ場の砂浜。
暑い日なら、泳げそうなビーチです。
キャンプ場の中には、いろいろレジャー施設があります。
このパターゴルフ、楽しそう。
コースの中にダーラヘストが・・・(>_<)
他には、ウォータースライダーのある屋外プールとか、
小さな子供用の遊具とか、、、
前回紹介したボーリングやゲームコーナーとか、
ここだけでも、いろいろ楽しめるようになってます。
キャンプ場にも、夏至祭のメイポールが。。。
ここでも夏至祭がおこなわれるんですね。
本当は夏至祭の時に来たかったな。やっぱり…。
ボート乗り場。。。
夏になると、ボート遊びできるのかな。
コテージの周りでも、子供たちがいっぱい遊んでました。
何もなくても、子供たちは自然の中でお友達と一緒にいるだけで楽しいよね。
かくれんぼしたり、ボールで遊んだり、
夜11時前まで、楽しそうに遊んでました。。。
なんたって、明るいですから。
夜11時以降は静かにすることというのが、ここのキャンプ場の規定に書かれてました。
夜11時過ぎの空の写真です。。。
ストックホルムよりも緯度が高いので、より昼が長いです。
ほとんど白夜状態。。。
夜中の12時でも、まだまだ西の空は明るかったです。
スウェーデン初のキャンプ場宿泊。
ちょっぴりスウェーデン人の休日に近付けた???
スウェーデン人の心の故郷、ダーラナへ(5)
スウェーデンのシンボル「ダーラヘスト」
ダーラヘストは18世紀ごろ、お父さんが子供への贈り物に、
木片で馬のおもちゃを作ったことから始まった民芸品。
このダーラヘストのもっとも有名な工房が、
Moraの街から南へ10キロの、Nusänsにあるオルソン兄弟の工房です。
工房の見学もできるし、ダーラヘストの即売もしているので、
行ってみることにしました。
Nils Olsson Hemslöjd
http://www.nohemslojd.se/
Grannas A. Olsson Hemslöjd
http://www.grannas.com/
キャンプ場から15分くらいのところにあるNusäns。。。
緑の中に、黄色いタンポポ。
そして、ポツポツ建つかわいい赤い家。
こんな田舎町に工房があるのかな?とちょっと不安に思っていたら・・・
ダーラヘストの看板が見えました(*^_^*)
まずは、Nils Olsson Hemslöjd の方へ行ってみることに…。
工房の前には、かわいらしいダーラヘストの乗り物も・・・(*^_^*)
お店には、去年の夏にご結婚されたスウェーデン次期女王のヴィクトリアとダニエルの
結婚記念のダーラヘストもありました。
ダーラヘストの製作過程を工房で見てみます~~(*^_^*)
電動のこぎりで馬の形にカット。
馬の形にカットされたものを、立体的になるように、電動のこぎりでもっとカット。
より馬の形に近づいてきました。
最後は、ナイフで形を整えていきます。
色をつける前の裸のダーラヘスト(^^ゞ
ここで、全体に色をつけます。
色を付けた後、上から白い塗料を塗ります。
この後、やすりで削ります。
いよいよ絵付け。
あっという間に絵が描かれていきます。
ニスを塗って、乾燥させます。
出来上がったダーラヘストがずらり並んでます(*^_^*)
こんな小さなダーラヘスト見っけ♪
マッチ棒と同じ大きさだぁ!!
もう一つのお店、Grannas A. Olsson Hemslöjd にも行ってみました。
ここでも、絵付けをしてました。
ダーラヘストの製造工程を順番に・・・。
お店に並んでいるダーラヘスト、二つのお店で、それぞれ少し違ってる気がします。
パステル調のダーラヘスト・・・お土産に買っちゃいました。
座ってるダーラヘストや・・・
ヘラジカ?トナカイ?・・・も。
自分で作るキットもありました。
お店の中の様子です。
こちらのお店の方が、こじんまりした感じ。
両方のお店でダーラヘストのお土産を買って・・・
ダーラナ地方の中心の町、Moraへ・・・向かいます。
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